8BitDo Arcade Stick for Xbox レポート① 外観

こんにちは、Show.です。

まだ未確定ですが、Microsoftがライセンス認証デバイス以外を弾く対応を始めた関係で、これまでXboxで格ゲーする際にほぼ必須となっていた変換器、WingmanXB(XB2も)が使えなくなるかもしれないと言われています。
※WingmanXBを出しているBrookはまだ諦めていないので、今後の動向を見守りましょう。

もしPSのアケコンが使えなくなったとして、じゃあライセンス認証済みのアケコンってどんなのがあるのかとなると…HORIのFighting Stick αはほぼ売り切れで入手困難なため、安定して入手できるものというと、現状ひとつだけ。

それが8BitDo Arcade Stick for Xbox
アケコンというカテゴリーでは珍しい無線でも使えるアケコンです。
※もちろんUSBで直結も出来ます。
※箱に「INCLUDES GAME PASS 1MOUNTH ULTIMATE」と書いているように、ゲーパスアルティメットの1ヶ月チケットコードが同梱。ただ、使えるのは新規契約タイミングのみかも…既に入っている私はうまくいかなかったので。

8BitDoは近年注目度の高まってきたメーカーだけど、格ゲー界隈ではほぼ新参なので情報が少ない。
一応このアケコン、Swtich版が2020年に発売されているようで、そちらのレビューは結構あるけど、実はXbox版とは細かいところが違っている。

ということで、実際に購入してみて、わかったことを、何回かに分けてレポートします。

 

まず1回目は外観について。

サイズは最近のアケコンとしては小さめ

本体の占有面積は、A4サイズに近い。A4用紙を横にして、上下を1cm縮めたらぴったり。
HORIのFighting Stick αと比べたら半分。“半分くらい”ではなく本当に半分。

 

厚さは、天板面が手前に向かって斜めに少し下がっていて、一番奥の分厚い部分が6cm(レバーは考慮しない)。HORIのFighting Stick αと比べたらほんの少し薄い。

 

重さは結構ずっしり…なんだけど、これ実は中に鉄板を入れている。
後日、開けた話をする際に改めて説明するが、中には鉄板が2枚入っていて外せるので、初期状態の“重い”状態から、鉄板を1枚抜いて“やや重い”、鉄板を全部抜いて“軽い”を選べる。
全部抜いたらとっても軽い。

背面にはすべり止めのゴムが四隅に付いている。
つるつるの机においた感じでは簡単に動くことはなかった。

使いやすいビュウリックス配置・改

本体のボタン配置はビュウリックス配置だが、レバーとの距離はビュウリックスより離れている。これは嬉しい!!
噂では、海外ではビュウリックスのレバーとボタンが近過ぎるのが不評で、海外メーカーは離したものが多いのだとか。

 

ボタンとレバーはオリジナル

ボタン形状は中央がやや盛り上がったドーム型。
ストロークの深さは三和に似て一般的。
感触は…たまたまハズレの個体に当たったのか、ボタンの浮き沈みに軽い引っ掛かりがありキシュキシュと鳴って、たまにボタンの戻りが一瞬遅れる。
グリスやKure55を塗るか、交換するか…。

レバーは8BitDoオリジナル。大きさや手触りは標準的。
やや可動範囲が広めで柔らかい…? でも一般的な基準で言えばこれで困ることはないかと。
私は一般的なレバーを使わないので交換するけど。

まとめると、

・小さいけど使いやすいレイアウト
・重さも調整可能
・レバーとボタンは低コストながら必要基準は満たしている

外観はひとまずこんな感じ。
次回はボタン配置とカスタマイズ用ソフトなどについて書こうと思います。

【追記】
音に関して、うるさいか静かか、と質問を受けました。
私があまり音を気にしたことがないので浅い回答しか出来ませんが、普通にレバーはカチャカチャ、ボタンはパチャパチャ鳴ります。静かではないです。

ただ、内部の空洞で響いている感じはします。
この製品は密閉されたタイプなので、吸音シートを中に敷くと効果があるかもしれません。
内部底面に重りの鉄板が入っているのは前述の通りですが、その鉄板の形に吸音シートなどを切り抜いて鉄板に重ねたり差し替えたりなどすれば、綺麗に収まるでしょう。

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